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上流を見に行く

テスト期間です。

しかも昼過ぎから鼻水がとめどなく出てきています。。

免疫の試験直後なのでこれがIgEか。。とか思ってます。

現実逃避を兼ねて、書いています。

 

とか書いておいて、テスト終わりました。笑

その総括は進級が確定したらにします。

 

 

僕は余暇の使い方が非常に下手なようで、3連休にもなると憂鬱になってしまいます。

変態かと言われますが、常に何か動いている方がいいみたいです。

そして動くのが下手なんですね。これは課題です。

 

最近、ハーバード大学の公衆衛生大学院教授、イチロー・カワチさんの本を読んでいました。ここでいい言葉を見つけたのでご紹介。

それは別に凝った言葉でもなんでもなく、「上流から解決する」です。

 

患者さんが生まれ、運ばれてくる状況を下流、その問題の原因を上流に見立てます。

現場の医師はなかなか上流を見に行く=社会的原因はなんであるのかを見に行くことができない、ということです。

 

なんでこれが響いたかというと、僕がずっと悩んでいたことを的確に表していたと思ったからです。

貧困問題も似ているなぁと。

僕はモチベーションベースで行動する人間でした。ずっと、貧困問題を解決したいと思ってきたし、色んなところで言っていました。

特に、なぜ貧困が生じるのか、なぜ貧困から抜け出せないのか、ということに興味がありました。

つまり、この話に似せると、上流を見たかったんだと思います。貧困の「出所」を知りたい。社会構造を知りたい、みたいな。

そして実際働くとなった時。そんな研究ちっくなことができるところなんてあんまりないわけです。しかし大学院に行くのも嫌だし、援助機関もどうせペーパーワークだし、メーカーとか商社はやりたいことと違うし、、なんて思っている時に出会ったのが昨年まで在籍していた会社でした。

 

ビジネスによって、貧困問題にアプローチをする。

 

当時自分のなかではBOPビジネスとか、ソーシャルビジネスとかが流行っていました。更にいえば行きたい会社が本当になかった。

社会に、貧困問題にアプローチをするわけビジネスなわけで、いつか目指していることができるかもしれない、と思ったわけです。

 

でも実際働いてみて、やっていることはマーケティング。いわゆる貧困地域の人たちが作ったものをいかに売るか、でした。

そりゃそうです。特別なスキルもなければ、貧困問題という漠然としたものに対する問題意識しか持っていないわけですから。

 

貧困問題って、かなり根深い問題です。さらに幅も広い。

そういう場合、モチベーションベースで動く人間にとっては、具体的に何をどうしたいのかを持っているのはとても重要です。

例えばケニアの障害者はものすごく悲惨な暮らしをしている人が多い。そういう人たちの暮らしを改善したい。

例えばインドの女性は生理の時にナプキンを使えない(習慣的・経済的に)ため、不衛生で感染症などの問題が起きている。そういう人たちでも使えるナプキンを作りたい。(これは巷で噂のインドのナプキンおじさんですね。)

僕にはこれがなかった。なかったわけじゃないけど、具体的に落とし込めなかったし、深く立ち入ることができなかった。そんな状態で日々の業務に埋没し、いつしか目標を失っていた。

そしてとてつもなく大きな問題に対して、自分のできることがあまりに少なく絶望した。

さらにこのままではいつまでたっても上流にたどり着けないと気づいてしまった。

 

アプローチの仕方を間違ったとも言えますね。

卒業して、研究に行けばよかったわけです。

貧困問題に本気で関わろう、どっぷり現地に浸かろう、みたいな覚悟がなかったとも言えます。

なんか自慰的な記事になって、何もやくたつことが書かれていませんが、上流を見るという言葉が気に入ったので備忘録として。